2019年度第1回英検一級二次試験結果、ギリギリ不合格だった素点とCSEスコアも公開します
残念ながらギリギリ不合格
英検一級二次試験に挑戦しましたが、残念ながら不合格でした。CSEスコアは合格基準まであと2点というのが悔しいです。
ただ、スピーチはある程度準備していたものを話すことができたのですが、その後の質疑応答が全然できなかったので不合格は当然だと思います。予め予想できるような質問に対しても上手く回答できませんでした。
分野別の点数を見ると、語彙、文法が特に悪いです。質疑の中で回答につまり単語を並べただけのようになってしまった結果だと思います。
スピーチの概要
「政府による検閲は正当化され得るか?」(意訳)というトミックを選択しました。正当化されるという立場でスピーチしました。2分以内でスピーチをまとめることを意識して理由を2つにしました。全体の構成は以下のようになりました。
- 主張:政府による検閲は以下の2つの理由で正当化される。
- 理由1:フェイクニュースやヘイトスピーチは国際的な紛争やテロにつながる。平和や治安維持のためにこれらの情報には制限が必要。
- 理由2:風説の流布により株価操作を試みるなど、経済に悪影響を及ぼす偽情報は取り締まる必要がある。
予定通り2分以内でスピーチを終えることができましたが、時間が余ってしまいました。体感ですが1分30秒くらいで終わったと思います。試験管の方に「もう終わり?」と聞かれました。
スピーチ後の質疑応答の概要
スピーチ後の質疑応答は以下の様な感じでした。日本語でも回答内容に説得力が無いですね。実際には英語で文法や単語間違いもあったと思うので、ダメダメな感じになりました。特にQ2の回答をしているときの試験管の方の眉間のシワがすごかったです。
Q1: 政府が情報を検閲するとするとプライバシーの侵害の問題があると思うがどう対処するのか?
A: 適切な法律を作れば対応できると思う。
Q2: 誤った情報が経済に対して悪影響を与えると言ったが、企業がやるべきことはあるか?
A: 企業の財務データを公平に公開するべき。 ←このようなことを言おうとして「財務データ」って何て言えばいいのか?と焦って「evidence」という単語を連呼してしまいました。
Q3: マスコミは世の中に対して良い影響を与えていると思うか?
A: 全体としては良い影響を与えている。個人では得られない情報もマスコミを通じて知ることができる。
分野別得点
分野別の得点を見るとスピーチは意外と得点できていました。スピーチは1分半くらいで終わってしました。想像ですがスピーチの時間自体は得点に大きく影響はしないのではないかと思います。
やはり、スピーチの後の質疑応答がダメだったせいでインタラクション、文法単語の得点が低いです。英検1級のスピーチは頻出分野があるのでスピーチを準備する際には想定質問と回答も準備しておくことをお勧めします。
質問はスピーチの主張と反対の立場からの質問が多いと思います。1つのトピックに対して複数の立場から意見を考える練習する必要があると思いました。
追記:2019年度第2回試験で二次試験に合格しました
2回目の挑戦で何とか合格することができました。不合格になった原因を分析し質疑応答の練習を多く行いました。