2019年度第2回英検一級二次試験結果、ギリギリ合格した素点とCSEスコアも公開します
前回の受験は不合格でしたが、今回は一次試験免除で2度目の二次試験挑戦し、なんとか合格することができました。この記事では試験時のスピーチ、質疑応答の内容と分野別の得点について書きたいと思います。今後受験される方の参考になれば嬉しいです。
試験時のスピーチの概要
「先進国は発展途上国と技術情報を共有すべきという考えに同意するか?」(意訳)というトピックを選択し、この内容に同意するという立場でスピーチしました。スピーチでは理由として以下の3つをあげました。導入→理由×3→結論という構成で話すつもりでしたが、理由3の途中で二分が経過してしタイムキーパーの方に止められました。
- 理由1:技術的により先進国の経済が発展し、貧困の改善につながる。
- 理由2:進んだ医療技術を発展途上国へ提供することは多くの人命を救うことに繋がる。
- 理由3:技術提供により発展途上国の生活が豊かになり生活の質が向上する。
スピーチ 後の質疑応答の概要
スピーチ 後の質疑応答は以下のような感じでした。改めて振り返ると質問に対して少しズレた回答している感じもします。
Q1: 先進国には発展途上国への技術提供に納得しない人もいると思うが、その点についてどのように考えている?
A: 豊かな生活をする人の基本的な権利である。また、技術提供により発展途上国の経済が発展すれば先進国との貿易も盛んになる。発展途上国への技術提供は先進国にもメリットがある。
Q2: 発展途上国にとって教育の質を向上させることも重要だと思うが、どのように考えている?
A: 確かに教育は重要である。e-learningやリモート授業の環境を整備するなど、技術面で教育の質の向上に貢献することも可能だと思う。
Q3: 一般的な質問になるが、経済的な発展は幸福につながると思うか?
A: お金は重要だと思う。人々はある程度贅沢品を買いたいし、旅行を楽しんだりしたい。もちろん、お金が全てではないが人生においてお金は重要である。
Q4: 政府は貧困問題の解決にもっと取り組むべきか?
A: もっと取り組むべきだと思う。 例えば、貧困問題解決のためにお金を寄付すべき。
Q4の回答を言い始めたところで試験時間終了のアラームが鳴りましたが、試験管は最後まで回答をするようおっしゃいました。
分野別得点
各分野の得点は以下の通りでした。前回の受験時に比べ、INTERACTIONとGRAMMER AND VOCABULARYが向上したことで合格できました。
前回の不合格をうけて、質疑応答への対策に時間を多く使いました。予め用意したスピーチに対して想定質問とそれに対する回答を何パターンか準備しできるだけスラスラ言えるように繰り返し練習しました。単語だけの回答とならないように文法的に正しいセンテンスで回答できるようになることを意識して練習しました。
英検1級の二次試験は日常会話ではなく議論に近い内容ですので、英会話がかなり得意な方でも事前準備無しで合格するのは難しいのではと思います。環境問題について2分間でスピーチする機会って普段は無いですよね。。。
英検1級合格のために使用した参考書、問題集
私が英検1級合格までに使用した参考書、問題集は 英検1級合格のための分野別おすすめ参考書、問題集にまとめています。よかったら参考にしてみてください。
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私は英検の学習を始める前に海外出張に行くことになり、そのための準備として英会話スクールのBerlitz(ベルリッツ)に通いました。そのときの感想や体験レッスンから受講までの流れを別の記事に書いています。
英検1級を受験される方は英語を使って仕事をすることを目標にされている方も多いと思います。英会話スクールへ通うことを検討している方もいらっしゃると思いますので、参考にしてみてください。