【レビュー】極めろ!TOEIC L&R TEST 990点リスニング特訓の難易度と特徴

2024年1月13日

極めろ!TOEIC L&R TEST 990点リスニング特訓の特徴

対象読者

極めろ!TOEIC L&R TEST 990点リスニング特訓はTOEICのリスニングパートの得点が450点程度ある人が、合計600問の問題演習を通してリスニングパートで満点を取れるようになるための問題集です。そのため、全体的に難易度は高めです。少なくとも、リスニングパートの点数が400点はないとこの問題集は辛いと思います。

リスニングの基礎から勉強したい方にはお勧めできません。

構成

本書は12問のミニ模試が50セット収録されています。合計600問の問題演習を通してリスニングパートで満点を取る力を獲得できます。問題編と回答、解説編に分けれており、問題編は別冊として取り外せるようになっています。

各ミニ模試の構成は以下のようになっています。

  • パート1: 1問
  • パート2: 5問
  • パート3: 3問(1セット)
  • パート4: 3問(1セット)

音声は本番のTOEICと同じようにアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアのナレーターにより収録されています。音声はWebページからダウンロードします。

1回のミニ模試は数分で解き終えることができるため、時間がない方でも勉強を継続しやすいです。

極めろ!TOEIC L&R TEST 990点リスニング特訓の難易度

リスニングパートでの満点獲得を目指すための問題集であるので、難易度は全体的に高いです。

収録されている音声は速く、リエゾンやリダクションといった音声変化も頻繁にあります。このスピードで聞き取れるようになれば本番のテストは余裕を持って聞き取れるようになると思います。

音声だけでなく、問題の内容自体も難しいです。パート2では質問に対して直接回答しないパターンの問題が多く収録されています。パート3, 4でも場面設定が難しかったり、細部まで聞き取れていないと間違えてしまう問題が多いです。本書をやりこむことで本番のテストに出てくる難問のパターンに慣れることができます。

TOEIC,英語

Posted by fanfanta