【レビュー】TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問の難易度と特徴
TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問の特徴
対象読者
TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問はタイトルの通りTOEIC Part5形式の問題が合計1049問収録されており、豊富な問題演習を積むことができます。
TOEICのPart5形式の問題を数多く解いて解答スピードと正答率を上げたい方が使うといいと思います。問題演習が中心ですので、英文法を1から勉強したい方は文法の入門書で勉強することをお勧めします。
TOEICのスコアの目安としては、リーディングパートで300程度取れる方が使うと効果的だと思います。
構成
本書は以下のように品詞問題、動詞問題などの分野別の問題の解き方と練習問題、Part5形式の模試が13セットという構成となっています。
第1章 品詞問題
第2章 動詞問題
第3章 前置詞 or 接続詞問題
第4章 代名詞問題
第5章 前置詞問題
第6章 関係詞問題
第7章 ペア表現・語法・数・比較問題
文法模試
TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問 目次より引用
また収録されている全ての問題がランダムに並んだ別冊の問題集もついています。こちらはとにかく問題演習をやりたいという方に最適です。解答もページ下部に記載されているので、電車の中など隙間時間でも勉強しやすい作りになっています。
TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問の難易度
基本的な問題から難問まで収録されています。TOEICのリーディングパートがのスコアが300から400以上の方まで幅広く使えます。文法模試の解答には問題ごとに3段階の難易度が記載されており、一番難しい難易度の問題の割合が約1割となっています。
本書に収録されている問題について解答と根拠を完璧に理解すれば本番のTOEICのPart5でも8割以上正解できるようになると思います。
Part5が苦手な方は本書の1章から順番に進めて文法問題の解き方を理解しましょう。ある程度実力がある方は別冊付録の問題集を解いてから、自分の苦手分野を中心に勉強するとよいと思います。
TOEICリーディングパートでPart7の最後の問題まで解き切るためには、Part5の解答スピードが重要です。本書で問題演習を繰り返し、定型問題は瞬間的に解けるようになりましょう。