【洋書】IRRATIONAL EXUBERANCE (邦題:投機バブル根拠なき熱狂)を読む
英検1級合格後は英語で実用書をスラスラ読むことができるだけの英語力をつけるために洋書の実用書に挑戦しています。
この記事では「投機バブル根拠なき熱狂」の要約と英文の難易度について書いています。
投機バブル根拠なき熱狂の要約
IRRATIONAL EXUBERANCE (邦題:投機バブル根拠なき熱狂)は過去の株式市場におけるバブルの原因についてインターネットの登場といった時代背景、マスメディアの影響、群衆心理など複数の視点からの分析が述べられています。
過去の株価の変動を分析すると、株価は企業の収益やファンダメンタルを正確に反映しているのではなく、マスメディアの影響や自信過剰となりやすい投資家心理の影響を受けると述べられています。
個人投資家向けの投資手法を紹介している本ではありませんが、過去のバブルについて知ることで将来バブルが発生した際に惑わされることがなくなると思います。
Amazonでは現在英語版は第3版、日本語版は第5版が購入可能です。
英文の難易度
全体的に英検1級レベル以上の単語が多く疲れています。PREFACE(まえがき)だけを読んでも以下のような英検1級レベルの単語が使われています。
- incipient:初期の
- speculative:投機的
- polarization:二極化
また、interest(金利)など金融用語も多く使われていますので、金融分野の英文に慣れていない場合はより難しく感じると思います。
本の内容自体も株式市場におけるバブルに関するものですので、背景知識がある程度無いと読み切るのは難しいかもしれません。