【英検準1級】合格者が教える効率的な単語暗記方法
英検準1級の試験内容と合格ライン
英検は準1級は以下のようにリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4技能の試験です。一次試験と二次試験にわかれており、一次試験はリーディング、リスニング、ライティングの試験が行われます。
一次試験に合格すると二次試験としてスピーキングの試験を受けることができます。合格判定には正答数にからCSEスコアが計算され、CSEスコアで一次試験が1792以上、二次試験のスピーキングが512以上となります。
技能 | 問題数 | CSEスコア |
Reading | 41 | 750 |
Listening | 29 | 750 |
Writing | 1 | 750 |
Speaking | ナレーションと質疑応答 | 750 |
英検準1級に合格の鍵は語彙力の強化
英検準1級では語彙力が非常に重要です。合格のためには7000語以上身につける必要があると言われています。 上記のように一次試験のリーディングパートは全41問ですが、この内語彙問題は25問あります。このように試験全体における語彙問題の比重が大きいです。語彙問題で20点以上獲得できるとかなり有利になります。
下の画像は私が受験した英検準一級2018年度第1回の一次試験の結果です。画像の通り、リーディングは一次試験の3技能の中では一番平均点が低く難関パートとなっています。
リーディング以外のパートにおいても知っている単語が多いほど有利になります。リーディングやリスニングにおいて知らない単語が多ければ内容を正しく理解することは難しくなりますし、ライティングにおいても使える語彙が多いほど表現の幅が広がるため高得点が取れるようになります。語彙力の強化には時間がかかるので早めに取り掛かり取り掛かりましょう。
対策に使用した教材と勉強法
私が語彙問題対策に使用した教材は以下の2つです。
パス単を進めるときは1ページにかける時間は2、3分にしてどんどん進めたほうがいいです。何周もする前提ですすめましょう。単語を一回見ただけで覚えられる人はほぼいません。
具体的には以下のように勉強を進めました。
- 単語の意味を確認する。
- 単語の発音を発音記号と付属音声で確認して自分で声を出して数回発音して次の単語へ進む。
- 1ページ終えたら日本語の意味を隠して覚えているかチェックする。
- 覚えていない単語は2.をもう一度やる。ここで覚えられな買った場合はその単語にチェックをつけて次のページへ行く。
一周目は既に知っている単語と知らない単語を区別するためにサッと全体を眺める程度で良いと思います。知らない単語には印をつけておいて2周目以降は印がついている単語を覚えるようにしましょう。
私は下の画像のように自分が覚えていない単語に印をつけておいて、覚えたら消していました。(単語帳の内容部分はぼかしています)
記憶の定着と実践力強化のために問題を解くことも重要
単語帳を頑張って進めても、いざ単語パートの問題を解いてみると思ったよりできなくて落ち込むことがあると思います。私はこれには以下のような理由があると考えています。
- 単語帳で英単語を見て意味を思い出すことと、実際に問題形式である英文の空白に当てはまる英単語を4つの中から選ぶという作業が異なる。
- 単語帳を何周もすると英単語を記憶するときに単語帳内の位置など、単語以外の情報で記憶してしまっている。
でも不正解はあまり気にしなくて大丈夫です。覚えていない単語がわかってよかったとポジティブに捉えましょう。正解できた問題でも、選択肢の単語に知らないものがあればチェックしてできるだけ覚えましょう。
その他のパートのおすすめ参考書は 英検準1級合格のためのおすすめ参考書にまとめていますので、よかったら参考にしてください。