Alpine LinuxのタイムゾーンをAsia/Tokyoに変更する
Dockerイメージによく使用されるAlpine LinuxのタイムゾーンをAsia/Tokyoに設定する方法です。
ローカルでAlpine LinuxをDockerで動かす
検証のために以下のコマンドでAlpine LinuxをローカルのDockerで起動してログインします。
$ docker run --rm -it alpine:3.7 /bin/ash
タイムゾーンの変更方法
変更前
デフォルトでは以下のように時刻はUTCで表示されます。
$ date
Thu Aug 12 13:06:43 UTC 2021
タイムゾーンの変更
タイムゾーンデータであるtzdataをインストールして/etc/localtimeを変更します。
$ apk --update-cache add tzdata
$ cp /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
再度dateコマンドを打つと日本時間で表示されます。
$ date
Thu Aug 12 22:18:14 JST 2021